授乳・ミルク・吐き戻しの基本|赤ちゃんが吐いたときに慌てないために
授乳やミルクは、毎日の育児で迷いやすい場面です。
赤ちゃんに母乳やミルクをあげる時間は、毎日の育児の中心になる大切な時間です。
その一方で、飲む量、飲む間隔、吐き戻し、げっぷ、授乳後の寝かせ方など、保護者が迷いやすい場面も多くあります。
赤ちゃんは体の機能がまだ発達途中のため、授乳後に少し吐き戻すことがあります。少量の吐き戻しだけで必ず大きな問題があるとは限りませんが、吐いた後の様子を見ずに判断してしまうのは危険です。
授乳やミルクでは、飲ませることだけでなく、飲んだ後の様子まで含めて見ることが大切です。
吐き戻しは、量だけでなく赤ちゃんの様子も合わせて見ます。
赤ちゃんが吐き戻すと、保護者はとても不安になります。
しかし、少量の吐き戻しの後に機嫌がよく、顔色も普段と大きく変わらず、母乳やミルクなどの水分を取れている場合と、ぐったりしている、水分を受けつけない、繰り返し吐く場合では、注意の度合いが変わります。
吐いた量だけに注目するのではなく、顔色、反応、機嫌、呼吸、水分が取れているか、おしっこが出ているかなどを合わせて見ることが大切です。
赤ちゃんの吐き戻しでは、「吐いたから大丈夫ではない」「少量だから絶対に安心でもない」という視点を持っておくと、相談や受診の判断につなげやすくなります。
授乳後は、寝かせ方や周囲の環境にも注意が必要です。
授乳やミルクの後は、赤ちゃんが眠くなり、そのまま寝かせたくなることがあります。
ただし、吐き戻しが心配だからといって、自己判断でうつぶせ寝にしたり、やわらかい寝具やタオルで姿勢を固定したりする対応は避ける必要があります。
赤ちゃんの顔の近くにタオルやぬいぐるみ、スタイなどがあると、口や鼻を覆ってしまう可能性があります。
授乳後の不安があるときほど、家庭だけで寝かせ方を工夫しすぎるのではなく、赤ちゃんの様子を見ながら、必要に応じて相談先につなげることが大切です。
飲み方や吐き戻しの変化は、相談時に伝えやすくしておきましょう。
授乳やミルクに関する不安を相談するときは、「なんとなく飲みが悪い」「いつもより吐く気がする」だけでは、状況が伝わりにくいことがあります。
いつから変化があるのか、どのくらい飲めているのか、何回吐いたのか、おしっこの回数はどうか、顔色や機嫌に変化があるかなどを整理しておくと、相談しやすくなります。
完璧に記録しようとする必要はありませんが、気になる変化があるときは、時間、回数、量、今の様子をできる範囲で残しておくと安心です。
家庭で病名を決めるのではなく、赤ちゃんの様子を具体的に伝えられるようにすることが大切です。
授乳・ミルク・吐き戻しの基本で学ぶ主なポイント
赤ちゃん安全知識検定初級問題集の第3章では、授乳、ミルク、吐き戻しの基本を学びます。
授乳後のげっぷ、吐き戻し後の見方、飲めているかどうかの確認、相談につなげるサインなど、日常の育児で迷いやすい内容を確認します。
授乳やミルクは毎日くり返す行動だからこそ、慌てやすい場面で何を見るべきかを知っておくことが大切です。
具体的には、以下のような内容を確認します。
いつもと違う様子があるときは、早めに相談につなげます。
授乳やミルクの後に、赤ちゃんの顔色が悪い、呼吸が苦しそう、ぐったりしている、反応が弱い、水分を受けつけない、繰り返し吐くなどの様子がある場合は、家庭だけで様子を見続けないことが大切です。
赤ちゃんは自分の不調を言葉で伝えることができません。
そのため、保護者が「いつもと違う」と感じたときに、何を見て、どこへ相談するかを知っておくことが、赤ちゃんを守る行動につながります。
赤ちゃん安全知識検定初級問題集で確認できます。
第3章では、授乳・ミルク・吐き戻しの基本を、一問一答形式で確認できます。
授乳後の様子や吐き戻しへの対応は、毎日の育児で繰り返し出会うテーマです。
問題を解きながら確認することで、慌てやすい場面でも、赤ちゃんの様子を落ち着いて見るための知識を身につけやすくなります。